Down

今日は8時間Downなので、早めにupは無いだろうと思って、本屋で新刊を探してきた。すると「ローマ人の物語」の最終巻が発売されていたので購入。1年で1巻のペースだったので15年か。良く書ききったものだ。この本は古代ローマ帝国の勃興から滅亡までを描いた本で、素人にもわかりやすく書いてあって良書。特に序盤の勃興から拡大期に関しては、著者も乗っていて生き生きと書いてある。古代の戦争の様子や、政治体制、インフラ設備などがてんこ盛り。中盤辺りまでは文庫本でも出ているのでおすすめ。後半は帝国の維持から衰退期に入るので、作者の筆も重くなったのか良い資料が少ないのか、終始暗い雰囲気がつきまとって読みづらくなるのだけど。ハンニバル戦記からユリウス・カエサルパクス・ロマーナ付近が一番のおすすめ。